最近はキャッシュレス決済が当たり前になりました。
テレビやネットでは、
「クレジットカードがお得」
「現金は損」
という意見をよく見かけます。
しかし本当にそうなのでしょうか。
私はクレジットカードを利用していますが、現金派の考え方にも一理あると思っています。
今回はクレジットカードと現金、それぞれのメリットとデメリットをできるだけ公平に比較してみます。
クレジットカードがお得と言われる理由
まずは多くの人がクレジットカードを利用する理由です。
ポイント還元がある
最大のメリットです。
支払う金額が同じでもポイントがもらえます。
他の記事で計算しましたが、還元率1%でも人生単位では100万円以上の差になる可能性があります。
家計管理がしやすい
利用履歴が残ります。
何にいくら使ったか後から確認できます。
家計簿アプリとの相性も良いです。
現金を持ち歩かなくて済む
財布が軽くなります。
ATMへ行く回数も減ります。
ネット通販との相性が良い
楽天市場やAmazonなどでは非常に便利です。
現金派がクレジットカードを嫌う理由
ここからが重要です。
私は現金派の意見も理解できます。
使いすぎるのが怖い
これが一番多い理由ではないでしょうか。
カードはお金が減る感覚が薄くなります。
実際に支払いは後日です。
人によっては予算以上に使ってしまいます。
借金している感覚がある
カード払いは後払いです。
そのため、
「自分のお金ではない感じがする」
という人もいます。
不正利用が心配
補償制度はあります。
しかし情報漏洩や不正利用のニュースを見ると不安になる気持ちは分かります。
管理が面倒
支払日や引き落とし口座を気にしたくない人もいます。
現金のメリット
現金にも強みがあります。
使いすぎを防ぎやすい
財布に入っている金額以上は使えません。
シンプルです。
お金の重みを実感できる
1万円札を出すと、
「本当に必要かな?」
と考えることがあります。
この感覚は意外と大事です。
誰でも使える
審査もありません。
年齢制限もありません。
通信障害の影響を受けない
停電やシステム障害時でも利用できます。
現金のデメリット
一方で弱点もあります。
ポイント還元がない
最大のデメリットです。
同じ買い物でも何も戻ってきません。
利用履歴が残りにくい
家計簿を付けなければ使途が分かりにくくなります。
ATMへ行く必要がある
引き出しの手間があります。
場合によっては手数料もかかります。
財布を落としたらどうなる?現金とクレジットカードを比較してみる
私は大人になってからは財布を落としたことはありません。
しかし、もし財布を落とした場合はどうなるのでしょうか。
現金とクレジットカードでは意外な差があります。
現金を落とした場合
財布の中に10万円入っていたとします。
親切な人が届けてくれれば戻ってくる可能性があります。
ただし、日本では落とし物を届けた人は、法律上、落とし主に対して報労金(お礼)を請求できる制度があります。
金額は落とし物の価額の5%〜20%です。
つまり10万円入りの財布が戻ってきたとしても、最大で2万円のお礼を支払うケースがあります。
さらに、現金だけ抜き取られてしまった場合は戻ってこない可能性もあります。
クレジットカードを落とした場合
もちろんクレジットカードも落としたくはありません。
しかし多くのカード会社には不正利用補償制度があります。
紛失に気付いて利用停止手続きを行えば、不正利用分が補償される場合があります。
もちろん条件はありますが、現金のようにそのままお金を失うリスクとは少し性質が異なります。
意外かもしれない私の考え
昔は「現金の方が安全」と思っていました。
しかし紛失という視点で考えると、
・現金 → 盗難や紛失時に戻らない可能性がある
・現金 → 戻ってきても報労金が発生する場合がある
・クレジットカード → 利用停止や補償制度がある
という違いがあります。
そのため、紛失時だけを考えるとクレジットカードの方が安心と感じる人もいるかもしれません。
現金とクレジットカードの比較表
| 比較項目 | クレジットカード | 現金 |
|---|---|---|
| ポイント還元 | ◎ | × |
| 家計管理 | ○ | △ |
| 使いすぎ防止 | △ | ◎ |
| 利便性 | ◎ | ○ |
| 通信障害時 | △ | ◎ |
| 紛失時の補償 | ○ | △ |
| 利用履歴 | ◎ | △ |
結局どちらが得なのか
もし、
・支出管理ができる
・毎月一括払いを守れる
・家計簿アプリを使う
のであれば、私はクレジットカードの方が有利だと思います。
一方で、
・使い過ぎてしまう
・リボ払いを利用してしまう
・支払い管理が苦手
という人なら、無理にカードを使う必要はありません。
私が思う本当の問題
実は、現金かクレジットカードかはそれほど大きな問題ではないと思っています。
本当に大切なのは、
「自分のお金を管理できているか」
です。
現金でも浪費する人はいます。
クレジットカードでも計画的に使う人はいます。
逆もあります。
支払い方法よりも、お金との付き合い方の方が重要です。
まとめ
クレジットカードにはポイント還元や利便性という大きなメリットがあります。
一方で、使いすぎるリスクもあります。
現金には管理しやすさという強みがあります。
ただし還元はありません。
私はクレジットカードを利用していますが、現金派を否定するつもりはありません。
大切なのは、どちらが正しいかではなく、自分に合った方法を選ぶことだと思います。


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